会社概要
Company

開発ストーリー

 

はじめまして

自己紹介

有限会社レインボーサービス  代表取締役矢野 武 

埼玉県川越市にて主に賃貸住宅の原状回復に携わっています

事業内容

ハウスクリーニング

内装工事

畳の表替え

その他小修繕

畳の表替えは、出張式で現場でやります

飲食店様や宿泊施設様また最近では日帰り温泉の広間など、休館日をつくらなくても畳の表替えができるので

ご好評いただいております

 

さて、本文です

 

ハウスクリーニングに携わって20年以上経ちますが「もっと効率の良い作業方法はないものか」

と、言うことを常に考えてきましたが、中々実現できずにいました。

実現できないと言うより、探しても巡り合わなかった。が正解です

 

特に、洗剤類ではなく「道具」に関して・・・

色々と道具や作業方法を模索している時に思ったのが、大工、内装、畳、ペンキ、ビルメン等々は

それぞれ特化した道具が存在し、作業そのものがある程度システム化されている

それらに対し、”ハウスクリーニング”は特化した道具がほぼ存在しない。

よって、システム化(平均化)出来ないことに気が付きました。

 

特化した道具があれば、単に”作業効率”を良くするばかりではなく、未経験の人に”教える効率”も良くなると考えたのです

 

無いなら、自らシステムを構築しようと思いました

 

「誰もが簡単に使える物  経験やカン、コツが出来るだけ要らない物でなければならない」

そうです。オンリーワンではだめなのです

 

クリーニング作業を教える場合、このような数式が成り立つと思います

個人技なので教えにくい=他人技なので覚えにくい

 

それは、経営の悪化を意味します

誰もが即戦力になる道具がこのハウスクリーニング業界になくてはならないのです

 

2014年4月

スマートクリーニングシステムと名付け

ハウスクリーニングのシステム化に着手する事になりました。

スマートクリーニングシステム

構想がたくさんある中で先ず開発に着手したのが

ブラシです

 

『単にカタチを変えた物では他と変わらない

 

多機能で、インパクトドライバーの様に先端を状況によって変えられる物が欲しい

出来るだけ拭き作業を減らしたい・・・

洗剤類は多種多様な物が溢れているが、汚れを溶かした後の処理は”流す”か”拭く”

特に”拭く”を少しでも減らしたい

そうすれば、洗う、絞るの作業が減らせるばかりでなく

仕上がりに違いがでるだろう。しかも誰でも、簡単に』

最初は現場から出てくる残物やダンボール、ホームセンター等で部材を調達して

イメージに近い物を切ったり貼ったり自作しました

 

ハンドルの原型(写真)

紙粘土で実際に握り、クリーニング作業をイメージしながら造形

ファイル_000 (25)

 

これを3Dスキャナーで読み込み図面を起こし 
3Dプリンターで造形。こんな原型でも

下の写真のように出来てしまう

素晴らしい技術です

 

ファイル_000 (27)

 

これから更に微調整して、いくつも造形品を作成

製品の形が確定したら、いよいよ金型の発注です。

で、コレ↓

樹脂成型機から出来上がった第1号ファイル_000 (26)

 

今度は、色、硬さを決めます

色は、どこに転がっていてもすぐに分かるエマージェンシーカラーにしました

この色は、警告の意味合いが強く、防災用品や消防関係などに多く採用されています

 

 

また、このハンドルはゴルフクラブのグリップにも採用されている

エラストマー素材

硬さは、硬すぎない  柔らかすぎない  

アルカリ  酸  にも強い配合です

ヌメリが付いた手袋でも安心して握れます

 

 

 

 

005

 

 

そして次はブラシ部分です

 

植毛の長さ ヘッドの形状 ハンドルからブラシまでの長さ

全ての寸法を実際の現場で作業をしながら計測

詳細部は、毎晩現場が終わってから実験を繰り返しました

写真(下)は吸ingブラシの原型

 

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3D造形の試作(下)

 

ファイル_000 (28)ファイル_000 (29)

 

もっと沢山実験品があるのですが、ご覧の方にはガラクタかゴミ?にしか見えないと思いますので

載せません(笑)

 

これらを全て実用化に向けて綿密に設計しました  当然です  プロ仕様の高級工具ですから

 

と、勇んでやってみたのは途中までで、

本当に良い物を作りたいと言う信念で突き進んだら、こだわりすぎて・・・・金型代が凄いことになってしまいました

なにしろ6点から構成されるモノになりましたから・・・

その他、自作品(原型になる物)の材料のロスも相当なもので、サンプル代等々資金的にかなりきつくなりました

しかし、ここで足踏みはできません。世の為人の為掃除屋の為

 

どうにか約2年半ほどかかって製品が出来ました

それもその筈

全ての行程に於いて日本の”物つくり”プロ集団が、

私の

『こんな物をつくりたい』と言うワガママと熱意と意見を良く聞いてくださって

とことん付き合って下さいました。”ものつくり”の職人からの意見も多数頂き

それを、現場でテストの繰り返しをした訳ですから

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テスト中の吸ingブラシユニット(上)

 

 

 

話はそれますが・・・

モノを作る事になって、町工場に出向くことが増えました  

そこで気が付かされました

 

大手企業は、安くするため金型の製造、成型を隣国に持っていくことが良くあります

確かに、安く製品は出来上がって安く購入できます

しかし、それで良いのでしょうか

大手が製品を会議室で決める➡工場に依頼(大量に受注できるが驚くほどのコストカットを強いられる)➡国内ではやっていけない

➡廃業か隣国で生産➡隣国で生産の場合、日本の会社が日本の優秀なデジタル機械を隣国へ持っていき、現地の人にやらせる

➡技術の流失➡円が他国へ➡結果、日本人が自らこの国の首を絞めている結果になると思いました

 

 

 

 

だから、この製品は純日本製で  高耐久な製品で 使う人、これに携わる日本人にメリットがあるように

 

そんな日本人達が

魂を込めて 作り上げました 

 

道具革命ここにあり! 日本のものつくり ここにあり!!

 

会社概要

会社名有限会社レインボーサービス
代表者矢野武
創業平成9年4月
所在地〒350-1103 埼玉県川越市霞ヶ関東4-18-17
電話番号049-237-8411
FAX番号049-237-8400
メールアドレスinfo@rainbow-service.co.jp
ホームページhttps://rainbow-service.co.jp/
取扱商品業務用清掃用品・掃除用品
商標登録番号スマートクリーニングシステム  登録第5866888号
レインボーサービス  登録第5866889号
吸ingブラシ  登録第5861351号
意匠登録  登録第1568124号